お知らせ

2018.09.27

【活動報告】9月のたまな在宅ネットワーク 主催 研修会のご報告など

朝晩の涼しさに秋の深まりを感じる季節となりました。

今月もたまな在宅ネットワークでは様々な活動に取り組み、多くの方々のご参加をいただきました。この場を借りてお礼申し上げますと共に活動報告を行います。

Ⅰ、第73回 たまな在宅ネットワーク定例会(9月定例会)

9月14日に玉名郡市医師会館にて第73回たまな在宅ネットワーク定例会を開催しました。45名の参加をいただき、薬だつ話、症例検討を皆さんと行いました。

『薬だつ話』~薬の ハ イ セ ツ ~

そうごう薬局玉名亀甲店の小簿薬剤師さんに~薬の ハ イ セ ツ ~と題し、薬を飲んだ後、体外に排泄されるまでの経路や肝機能や腎機能の低下に伴っておこる代謝機能についてお話いただきました。高齢者における多剤服用(ポリファーマシー)の課題とも密接にかかわるお話でしたが、お話の後の質疑応答などで参加された先生からお薬を減らす難しさなどもお話がありました。また眠剤のハイセツに関する質問あり、多剤服用や眠剤の話は以前薬だつ話でもお話いただきましたが、定期的にお話いただくことも重要と感じた次第です。

② 症例報告会

今月も訪問診療開始となりました新規症例を6ケース、関係者の方々よりご報告いただき共有する機会としました。認知症を伴う症例では手術が望ましいものの、その後の管理における課題などから手術はしない選択肢をご家族が選ばれ、その後の経過や終末期における意向など様々な課題を皆で共有する時間となりました。また症例報告で出された病名などについても参加いただいたDrからわかりやすくご説明いただき、知識の共有を図る機会にもなりました。

Ⅱ、たまな在宅ネットワーク夏のDCAP会議 地域まるごとケア研修会

定例会と連日の開催となりましたが、こちらにも70名を超える多職種の皆様のご参加をいただきました。(研修会アンケートはコチラ)

① 第1部 たまな在宅ネットワーク活動報告

7月に玉名郡市内並びにたまな在宅ネットワークご加入の医療機関・訪問看護ステーション・居宅介護事業所にご依頼した在宅医療の実態調査に関するアンケート結果を中心に、玉名地域における在宅医療の実態報告やたまな在宅ネットワーク開催の研修会結果等について事務局より報告いたしました。医療機関や訪問看護については昨年以上の回答率(9割以上)をいただき、その結果からは訪問診療件数や訪問看護件数も増加していることや、今回より依頼した居宅介護支援事業所(ケアマネジャー)さんの結果からは在宅医療ケースにおけるケアマネジャーとの連携状況等について報告を行い、皆様で地域の現状や課題をあらためて確認する機会になりました。

② 第2部 地域まるごとケア研修会 ~地域包括ケア時代の医療・介護~(長谷川先生の資料は後日UP予定です)

内閣官房より長谷川学先生をお招きし、「地域包括ケア時代の医療・介護」と題してご講演いただきました。先生のお話はなによりも「人」不足が深刻化する中で、『地域包括ケア』自体も当初厚労省が考えていた内容から変化しつつあること、しかしながらそれでも地域包括ケアが必要な理由として「地域包括ケア」をうまく実行することが地域力の向上につながること、その為に医療・介護・福祉関係者が何を考え、実践してていくことが必要なのかといったが待ったなしで問われていることを実感する内容でした。内閣官房という日本の政策の中心・先端を担う部署で長谷川先生ご自身が感じられていることなど様々なアイデアをいただく時間となり、非常に濃くかつ目が見開くお話となり、アンケートにも「視野が広がるお話でした!」といったご感想をいただいております。

Ⅲ 不搬送を考える

9月19日に開催いたしました『不搬送を考える』には玉名警察署・有明消防本部をはじめ医療介護福祉関係者、総勢90名を超えるご参加となり、盛況なワークショップとなりました。

今回の研修には玉名警察署・有明消防本部も全面的にご協力いただき、研修会準備をはじめ当日にも多数の署員のご参加をいただき、医療介護福祉関係者のみならず、警察・消防の皆様も多職種連携の重要性を感じておられると実感する研修会となりました。実際に有明管内でありました不搬送事例を有明消防本部からご紹介いただき、その症例の中で消防・警察がどのような業務をおこなっているのか、それは何故かといった法的根拠や背景もグループワークなどを交えて多職種でお話いただきました。

60名を超えるアンケート結果もいただきましたが、アンケートには「今回初めて警察・消防の方の仕事が分かった」といったご意見も多く、また今後も同じような研修の機会を望む声も多数いただきました。(アンケート結果はコチラ:不搬送を考えるアンケート集計

消防・警察との連携は今後も引き継き今回のような機会を設けていきたいと思います。

 

最後になりますが、各研修会にご参加をいただきました皆様ありがとうございました。(会員専用ページの活動報告にはお写真も掲示しております)

また、ご事情などで参加が難しかった皆様も今後も継続して様々な課題に取り組んでまいります。今後も機会を見てたまな在宅ネットワークの活動にご参加・ご協力ください。お待ちしております。

 

報告:事務局 MSW永杉(在宅医療連携コーディネーター)

 

2018.09.27 / 11:09

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